※本資料は、2019 年2 月26 日(現地時間)に米国で発表したプレスリリースの抄訳です。

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2019 年3 月6 日
エルゼビア・ジャパン株式会社

Lundbeck、社内外データへのアクセスおよび一元化を推進
Reaxys/Reaxys Medicinal Chemistry を採用

ビッグデータプロジェクトで化学・バイオ活性分野のデータベースを一元化し、
既存情報の可視性、再利用性、有用性を向上

ニューヨーク発(2019 年2 月26 日) – 科学・医療分野専門の情報分析企業であるエルゼビア(Elsevier)は本日、脳疾患を専門とする世界的製薬会社Lundbeck が、エルゼビアのReaxys(リアクシス)およびReaxys Medicinal Chemistry(リアクシス・メディシナルケミストリー、以下RMC)を採用したことを発表しました。 これによりLundbeck は自社の研究部門を支援し、データ共有およびデータマイニングの高速化を図ります。

Lundbeck の科学者は本ソリューションを導入することにより、シームレスな共通インターフェースからLundbeck の社内データにアクセスできるだけでなく、Reaxys およびRMC データベースが提供する化学・生物分野の重要情報にもアクセスできるようになります。両社は過去数年にわたり協議を重ねた結果、調達・在庫ソリューションの統合、予測モデリングのほか、研究者の作業をよりスムーズにする分析ソリューションを盛り込んだプロジェクトを構想しています。

Lundbeck Director Research Informatics & Operations のLudovic Tranholm Otterbein(ルドヴィック・トランホーム・オッターベイン)氏は次のように述べています。「私たちの目標は、複雑な脳疾患のより良い治療法を発見することです。これを実現するには、長年にわたり蓄積してきた情報を再利用し、創薬に必要な分析能力をさらに高め、既存データからさらなる価値を引きだす必要があります。社内データのサイロ化を解消し、データの相互運用性を向上させることが課題でた。」

現代のライフサイエンス関連企業は、蓄積してきた大量のデータの管理方法に頭を悩ませています。ライフサイエンス分野の研究開発には、通常、複数の研究機関が関与しますが、各研究機関が擁する科学者の人数は数百人にも及び、またその研究拠点は世界各地に広がっています。このような性質上、情報の断片化が発生しやすく、各企業が過去の実験を把握することが非常に困難になっています。その結果、研究者たちが既に実施された実験を重複して実施するケースは後を絶ちません。ELNやLIMS が実験データを取得している場合でも、他の研究チームによるデータ利用を制限している場合も多く、
時間とリソースの無駄遣いにつながっています。

エルゼビアManaging Director, Life Science Solutions のCameron Ross(キャメロン・ロス)は次のように述べています。「どの製薬会社も、データが研究の生命線であることは理解しています。問題はそうしたデータを検索し、有意に応用できる状態を確保することです。研究者は大規模なデータセットの本質を理解するため、そのサポートをしてくれる直感的なツールを必要としており、その結果、新しい知識を応用して優れた治療法の発見につなげたいと考えています。弊社では、データ管理や分類法の分野で培った長年にわたる経験を活かし、研究者の負担を最大限に軽減するソリューションを開発
しています。研究者はデータの検索時間を短縮できるだけでなく、より多くの時間をイノベーションに費やすことができるようになるでしょう。」

「Lundbeck のプロジェクトには、既存の研究エコシステムにReaxys のソリューションを統合する必要性から両社の協力が不可欠です。つまり、従来のエルゼビア独自の技術サポートを提供するだけでなく、適切なカスタマイズや実践的な指導も行う一方、研究者がデータから最適な価値を得られるようにサポートする必要があるのです。」

Reaxys は、他のどのソリューションよりも迅速に、文献、化合物の特性、また化学反応データを検索することができます。さらにその統合機能、革新的なAPI、バイオ活性データを活用し、RMC を統合することで、製薬会社のお客様に対し「ワンストップ・ショップ」となる化学分野エコシステムを提供します。Reaxys プラットフォームは、240 年以上も前から蓄積してきた他では得ることのできない化学関連コンテンツを保有しています(有機化合物/無機化合物/有機金属化合物:1 億1,900 万件、化学反応:4,600 万件、公開実験データ:5 億件、化学分野の定期刊行物:16,000 件、その他:アジア/ヨーロッパ/アメリカの特許、6 分野横断型化学インデックスソースを含む)。RMC はReaxys https://www.elsevier.com/solutions/reaxysと相互互換性があり、査読済みのジャーナル記事や特許の膨大なデータを有するレポジトリへのアクセスを提供します。

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H. Lundbeck A/S について
H. Lundbeck A/S(LUN.CO、LUN DC、HLUYY)は、脳疾患を専門とする世界的な製薬会社です。70 年以上にわたり、神経科学研究の最前線を走り続けてきました。患者様ひとりひとりが最善の治療を受けられることを願い、たゆむことなく脳の健康回復に尽くしています。
世界には脳に疾患を抱える患者様が7 億人いるとも言われており、このうちの極めて多くの方々が不適切な治療、差別的な扱い、勤務日数の削減、早期退職のほか、その他望まない事由により現在も苦しんでいます。私たちは脳疾患を抱える患者様のため日々努力し、治療法の改善と患者様の生活の向上を目指しています。そしてこれをプログレス・イン・マインド(Progress in Mind)と呼んでいます。
詳しくは、こちら(http://www.lundbeck.com/global/about-us/progress-in-mind)をご覧ください。

Elsevier について
エルゼビアは、人類への貢献を目的に研究機関と専門家による科学・医療の進歩と研究業績の向上を支援する、情報分析を専門としたグローバル企業です。エルゼビアは、戦略的研究管理、研究開発パフォーマンス、臨床意思決定支援、および専門教育の分野で、ScienceDirectScopusSciValClinicalKeySherpath などのデジタルソリューションとツールを提供しています。エルゼビアは、The LancetCellを含む2,500 誌以上の電子ジャーナル、35,000 タイトルを超える電子書籍、およびGray’s Anatomy を始めとする数多くの代表的な参考文献を刊行しています。エルゼビアは、さまざまな業界の専門家と企業のお客様に向けて、情報と分析サービスを提供する世界的プロバイダーである RELX Group の一企業です。www.elsevier.com

お問合せ先 (英語)
エルゼビア アジア・パシフィック・コミュニケーションズ
ジェイソン・チャン(Jason Chan)
j.chan@elsevier.com

本リリースに関するお問い合わせ (日本語)
APCO Worldwide 合同会社 (エルゼビア・ジャパン広報代行)
盧 婭茜(ル ヤシ)
elsevierjapan@apcoworldwide.com