Scopus コンテンツ

Scopusのコンテンツの大半は、弊社のコンテンツカバー方針に従って選択された査読付きジャーナルです。ISSNを持つ逐次刊行物で、技術的基準を満たすものであれば、Scopusでの査読と収録を提案することができます。5,500を超える査読付きタイトルがフルオープンアクセスタイトルとなっています（DOAJおよび/またはROADに準拠しています）。

特定の産業、業界または事業タイプを対象とした連続刊行物。これらの刊行物は通常、雑誌タイプの定期刊行物で、話題性のあるテーマに関する論文、ニュース、その分野に携わる人々に向けた広告などが掲載されています。業界ジャーナルが査読を受けることはめったになく、常に編集委員会があるわけでもありません。抄録は通常短いか存在せず、参考文献はほとんどありません。通常はISSNが付与されています。業界ジャーナルがScopusに収録されるのは、ユーザーと図書館員が選択された論文を科学的に関連性があると考えるからです。Scopusに収録されるのは、科学的妥当性のある論文またはレビューのみです。

連続刊行物で、シリーズ全体のタイトルとISSNを持ち、シリーズの各巻および/または各号もISBNを持つ書籍。必ずしもそうではありませんが、ほとんどの場合に各書籍にはシリーズタイトルとは別の書籍タイトルがあり、編集者も異なります。概して、各書籍はモノグラフ出版物です。書籍シリーズは通常、不定期に出版されます。

連続刊行以外のソースとはISBNが付与された出版物で、通常、モノグラフまたは著作です。Scopusに収録されている単発の書籍出版物には、モノグラフ、編 集本、主要な参考文献、大学院レベルの教科書が含まれます。Scopusには、217,000を超える書籍タイトルが収録されており、社会科学および人文科学における書籍中心の学問分野のカバー範囲の広さと深さを大幅に向上させています。書籍は、書籍レベルと章レベルの両方で索引付けされています。書籍の選定方針は出版社ベースであり、出版社はその完全な書籍リストの関連性と質に基づいて審査されます。出版社が承認されると、その出版社から出版された、プロジェクトの範囲に適合するすべての書籍がScopusに索引付けされます。

Scopusに掲載される会議録は、（1）通常のジャーナルの特別号として、（2）専用の会議録として、という2つの異なる形で掲載されます。会議録は連続刊行と非連続刊行があり、発表された論文の全文を掲載する場合もあれば、抄録のみを掲載する場合もあります。ソースタイトルには通常、会議録、ミーティング、学会、シンポジウム、セミナー、ワークショップなどの単語（または他の言語での同義語）が含まれますが、一部のジャーナルではタイトルに会議録が含まれることもあります。Scopusは、フルテキストの論文（すなわち、文書タイプの学会論文）を発表している会議録をカバーしています。