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Elsevier
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Press release

エルゼビア、客観的根拠に基づく政策立案のための日本屈指の研究評価プラットフォームに 情報豊富な知識ネットワークを提供

2023年10月2日

科学・医療分野における情報分析を牽引するグローバル企業であるエルゼビアは本日、内閣府と連携し、日本の客観的根拠(エビデンス)に基づく科学技術政策立案の強化に向け、e-CSTI(新しいタブ/ウィンドウで開く)プラットフォームにソリューションを提供したことを発表しました。

e-CSTIは内閣府が開発し、2020年から運用が始まった一般公開サイトで、「第5期科学技術基本計画」の一環として、客観的根拠に基づく政策立案や科学技術研究への資金配分決定の推進および強化への活用を目的としています。e-CSTIプラットフォームの分析領域および機能は、絶え間なく変化する国内の科学研究の優先度やニーズに合わせ、継続的に拡大・更新されています。 e-CSTIは政策立案者、研究資金提供者、大学法人、民間企業に公開されており、研究者および学術機関の活動に対する投資成果およびインパクトの評価するため、研究におけるインプットとアウトプットの関係性を分析します。 エルゼビアは査読付き論文の抄録・引用に関する世界最大級のデータベースであるScopus(新しいタブ/ウィンドウで開く)の書誌計量データと、国立研究開発法人科学技術振興機構が開発・運営する日本の学協会によるオンラインジャーナルプラットフォームであるJ-STAGE(新しいタブ/ウィンドウで開く)のジャーナルレコードと組み合わせることで、e-CSTIプラットフォーム上の研究者プロファイルについて、より包括的かつ客観的で正確な情報を提供できるようになりました。

内閣府科学技術・イノベーション推進事務局企画官の柏原直明氏は、次のように述べています。「ScopusとJ-STAGEのデータベース統合は、3年前に運用を開始したe-CSTIにおける記念すべき進展です。今回のアップグレードされたデータベースは、我が国の科学技術・イノベーションコミュニティにおけるEBPM及びEBMgtにとって不可欠なインプットを果たすことを通じ、上述の取組の推進に大きく貢献すると我々は受け止めています。」

エルゼビアの分析・データサービス担当バイス・プレジデントのM’hamed Aisati氏は、次のように述べています。「内閣府との協力関係を広げることができ、非常にうれしく思っています。e-CSTIプラットフォームを有する日本は、客観的根拠に基づく政策立案において最前線にいます。エルゼビアはデジタル情報ソリューションの世界的リーダーとして、戦略的優先事項の選定、研究開発投資決定におけるガイダンス、研究開発政策の方向付けにおいて万全の体制で内閣府の取り組みを支援します。」

本ソリューションでは140万件のレコードが統合され、約80万人の研究者の新規プロファイルの生成、既存100万プロファイルの強化、900万件の新規引用リンクの作成が行われました。

今回のe-CSTIプラットフォームのアップグレードが、日本の研究エコシステムのステークホルダーにもたらす機能およびメリットは以下の通りです。

  • 政府省庁、大学教育者および管理者、研究資金提供者に、大学研究のインパクトや各ステークホルダーの貢献度に関する知見を提供します。

  • 基礎となる要素の研究エコシステムに対する貢献度、例えば、研究へのインプット(例︓資金)による寄与と研究のアウトプット(例、研究論文、特許)を分析します。また、それらの要素の最適な運用方法についての理解を促進します。

  • 研究エコシステムに関するエビデンスを強化し、政策立案の改善に向けたプロセスの有効性と透明性を向上させます。例えば、より包括的な情報を使用することにより、将来の研究活動への資金配分を支援します。

e-CSTIについて

日本の科学技術・イノベーション力の向上を図っていく上で、大学等の研究機関における「研究力」、「教育力」、「資金獲得力」を高めていくことが喫緊の課題となっています。こうした中、総合科学技術・イノベーション会議(CSTI:Council for Science, Technology and Innovation)(新しいタブ/ウィンドウで開く)は大学等の研究機関における「研究」、「教育」、「資金獲得」に関するエビデンスを収集し、分析しています。このエビデンスを関係省庁や国立大学・研究開発法人等の関係機関で共有するプラットフォームとしてe-CSTI(エビデンスデータプラットフォーム)が構築されました。上記の機関がe-CSTIデータを活用することで、客観的根拠に基づく政策立案(EBPM:Evidence-based Policy Making)や客観的根拠に基づく法人運営(EBMgt: Evidence-based Management)が推進することが期待されています。

エルゼビアについて

エルゼビアは情報分析を専門としたグローバル企業として、研究者や医療専門家を支援し、社会の利益のため、科学や医療の進展を支えています。これは、世界の研究、ヘルスケアのエコシステムの顧客に対し、知見の集積や重要な意思決定を支援することで実現されています。エルゼビアは、すべての出版物において最高水準の品質と完全性を維持しています。また、研究者、学術指導者、研究機関、資金提供団体、医療従事者に向けた情報分析ソリューションにも同様の厳格さを適用しています。 エルゼビアは、全世界で9,000人の従業員(うち技術者2,500人以上)を抱え、140年以上にわたって、研究・医療分野におけるパートナーの活動を支援してきました。出版業をルーツとして、ユーザーに知識や価値ある分析を提供し、新たな発見や社会的進歩を支援しています。ScienceDirectScopusSciValClinicalKeySherpathなどのデジタルソリューションによって、戦略的な研究管理研究開発のパフォーマンス臨床的判断、およびヘルスケア教育を支援しています。エルゼビアが刊行するThe Lancet(新しいタブ/ウィンドウで開く)Cell(新しいタブ/ウィンドウで開く)を含む2,800誌以上の電子ジャーナル、46,000タイトルを超える電子書籍、およびGray’s Anatomyを始めとする数多くの代表的な参考文献は、世界の研究者や医療専門家に活用されています。エルゼビア・ファンデーション(新しいタブ/ウィンドウで開く)や、独立組織であるインクルージョン&ダイバーシティ・アドバイザリー・ボードの活動を通し、多様なステークホルダーと連携して、開発途上国を含む世界中の医学、研究、医療分野における、インクルージョン&ダイバーシティ(I&D)の改善に努めています。

エルゼビアは、プロフェッショナルおよび企業向けの情報分析および意思決定ツールのグローバルプロバイダーであるRELX Group(新しいタブ/ウィンドウで開く)の一部です。www.elsevier.com

お問合せ先 (英語) ジェイソン・チャン(Jason Chan) +65 6349 0240 [email protected](新しいタブ/ウィンドウで開く)

本リリースに関するお問い合わせ (日本語) APCO Worldwide合同会社 (エルゼビア・ジャパン広報代行) 杁山(イリヤマ)、周(チョウ) [email protected](新しいタブ/ウィンドウで開く)