エルゼビアのオープンアクセス

エルゼビアのオープンアクセスに関して、あなたが知らないかもしれない驚くべき5つの事実

エルゼビアは単にオープンアクセス出版社であるというだけでなく、世界最大級のオープンアクセス出版社であるということに驚かれる人もいるでしょう。

ここではエルゼビアとオープンアクセス(OA)について、あまり知られていない5つの項目に焦点を当ててみました。

ファクト1:エルゼビアはオープンアクセスを出版しています

2016年には、エルゼビアは、25,000件以上のオープンアクセス論文を出版し、数千件のグリーンオープンアクセス論文を提供して世界最大のオープンアクセス出版社のひとつとなりました。

エルゼビアのオープンアクセスオプションには以下のようなものがあります:

ゴールドオープンアクセス:

最終原稿はScienceDirect上でオープンアクセスで出版されて、即時に誰でも無料でアクセスできるようになります。著者は論文を商業 (CC BY)ユーザーライセンスまたは非商業(CC BY NC ND)ユーザーライセンスのどちらで出版するか選択することができます。

対象:

  • 170以上のオープンアクセスジャーナル
  • 1850以上のハイブリッドジャーナル

グリーンオープンアクセス:

著者原稿は、一定の期間後(エンバーゴ期間)、一般に入手可能となります。グリーンオープンアクセスは購読によりサポートされているので、著者は料金を支払う必要がありません。 著者の原稿には、 CC BY NC NDユーザーライセンスを表示する必要があります。

  • すべてのエルゼビアのジャーナルは、著者に対してセルフアーカイブオプションを提供しています。
  • 108のジャーナルでオープンアーカイブを提供しています。
  • オープン原稿によってCHORUSのパートナーをサポートしています。

業界全体でのオープンアクセス採用状況

2016年、世界の推定される購読論文数は210万件で、出版されたオープンアクセスの論文の数は50万でした。

現在オープンアクセスは毎年作成されるすべての論文の20%になると推定されています。

エルゼビアでは2016年、420,000件の論文を出版し、このうち20,000件以上がオープンアクセスでした。

ファクト2:
エルゼビアの論文掲載料は金額に見合った価値を提供しています

エルゼビアの論文掲載料(APC)は他の出版社と同等です。

エルゼビアはAPCを業界平均またはそれ以下に抑えながら、オープンアクセスとハイブリッドタイトルの両方に対して最高品質のオープンアクセス論文を出版しています(Field Weighted Citation Impactに基づく)。

エルゼビアのAPC料金表は一般公開されています。

エルゼビアでは、購読者から、オープンアクセス論文の料金を頂いていません。購読論文のみが購読料金の対象とみなされます。

ファクト3:
エルゼビアは、OAコンテンツの検索と利用を容易にしています

ScienceDirect上の論文は"オープンアクセス"とタグ付けされていて、オープンアクセスジャーナルを対象に検索、閲覧、アラート設定ができます。

"Contains Open Access(オープンアクセスを含む)"フィルターを使用して、ハイブリッドタイトル内のオープンアクセス論文を検索することもできます。

またどの論文が再利用できるかユーザがすぐわかるように、ScienceDirect上のすべてのオープンアクセス論文には明確に ユーザーライセンスがつけられています。

Scopusは 5,000社以上の出版社から、 3,700件以上のオープンアクセス論文を索引しています。

またエルゼビアでは、Scopus内で論文レベルでのオープンアクセスの検索を可能にする作業も進めています。

OA論文を検索する

ファクト4:エルゼビアではグリーンオープンアクセスをサポートしています

研究結果をオープンアクセスにするようにという資金提供団体による研究者への要求はますます高まっています。

世界中でさまざまな資金提供団体がさまざまな方法で、資金を提供した研究者に対してオープンアクセスの要求をしており、よくあるケースが、ポリシーとしてグリーンオープンアクセスを優先するというものです:

世界中でグリーンオープンアクセスが注目されています

世界のグリーンアクセスとゴールドアクセスマップ

各ポリシーへのリンク


エルゼビアでは研究者がより簡単にコンプライアンスを遵守できるようサポートしています。資金提供団体と数多くの契約をし、多くのCHORUSパートナーに対してCHORUSをサポートしています。

また多くのオープンアクセスポリシーがグリーンオープンアクセスにフォーカスしていることも認識しており、これをサポートするために以下を取り組みを行っています:

  • すべてのエルゼビアジャーナルで著者がセルフアーカイブできるようにする
  • エルゼビアのエンバーゴ期間を一般公開し、検索可能にする
  • 4種類の ScienceDirect APIsにより、研究機関のレポジトリマネージャーが所属著者のメタデータと抄録を検索し、レボジトリにデータを読み込めるようにする
  • CHORUSをCHORUSパートナーとパイロットパートナーに対して提供する
  • 108のジャーナルに対してScienceDirect上でのオープンアーカイブを無料で利用可能にする

ファクト5:エルゼビアでは、著者にデータの共有を奨励しています

エルゼビアは、研究者がデータを保管、共有、発見、再利用できるようにしています。エルゼビアにおけるデータ共有:

  • 毎月55,000人のユーザがMendeley Data、Hivebench & Data Searchなどのオープンデータツールを利用
  • 公表論文および65の外部データレポジトリに保存されているデータセットへの160万件のリンク
  • 30以上のレポジトリから集められた、索引されMendeley Dataで検索可能な820万件のデータセット
  • 25,000件の実験が記録された10,000の完全な電子ラボノートを収載したHivebenchで研究者によるデータのデジタル化を支援

研究データ公開の利点はよく知られていますが、研究データを実際にいつどのように共有するかについて研究コミュニティに混乱が存在します。エルゼビアとCWTSの新しいレポートがオープンデータの課題についての詳細を明らかにしています。

オープンデータに関するレポート(英語)