CHORUS

CHORUSサービスはもともと米国科学技術政策局が発行した文書に対する回答として開発されたもので、既存のインフラを活用して、査読済み論文に関するアクセス、コンプライアンス、発見、保存を支援します。エルゼビアはCHORUSの創立メンバーであり、他の参加している出版社とともに、オープンアクセスのための低費用でコンプライアンスに適合したサービスを提供する目的で、積極的にCHORUSサービスを開発し、主導的な役割を果たしています。

CHORUSサービスを検索する

概要

CHORUSは以下のようにオープンアクセス提供に伴う重要な問題点に対応するように設計されています:

  • コンプライアンス適合の向上
  • 論文の最良のバージョンへのアクセス
  • 既存の実証されたインフラを最大限利用する
  • 作業の重複を避ける
  • 資金提供団体と機関のために透明性の高いレポートとトラッキングを提供する

CHORUSはフルテキストにアクセスするために出版社のインフラを活用し、科学・医学研究を確実に長期に保存するためにdark archives CLOCKSS and Porticoと提携しています。また参加資金提供団体と機関に、コンプライアンスをモニター・トラッキングするためのダッシュボードレポートを提供しています。

サポート対象機関

エルゼビアでは、参加機関や大学に所属している研究者のために、すべてのジャーナルがCHORUSに参加しています。現在、エルゼビアでは以下の機関をサポートしています:

  • 米国国立科学財団
  • 米国国防総省
  • 米国エネルギー省
  • スミソニアン研究所
  • 米国デンバー大学およびフロリダ大学でのパイロット試験
  • 日本科学技術振興機構および千葉大学でのパイロット試験

これは事実上エルゼビアがScienceDirectにオープン原稿を掲載し、公開禁止期間後に一般に対してアクセス可能にしていることを意味しています。またエルゼビアでは現在試験的に大学にScopusのアクセスを無料で提供しています。

よくあるご質問

取り扱っているジャーナルのバージョンは何ですか?いつScienceDirectでアクセスが可能になりますか?

ジャーナルごとの公開禁止期間後に、著者原稿バージョンの論文にアクセスできるようになります。機関購読のユーザ様の場合は、著者原稿でなく論文の出版社版、つまり入手可能な最良バージョンを見ることになります。

すべてのエルゼビアのジャーナルには公開禁止期間がありますか? リストはどこにありますか?

はい、すべてのエルゼビアジャーナルには標準公開禁止期間があります。完全なリストはElsevier.comに掲載(英語)されています。またJournal Embargo Finder Tool(ジャーナル報道禁止期間検索ツール)はこちらからご利用になれます。特例として、資金提供団体に対する公開禁止期間が短縮される場合があることにご注意ください。これについては Agreements(合意)セクション (英語)をご参照ください。

エルゼビアがCHORUSのためにScienceDirectで閲覧可能にしている原稿はどのようにして再利用できますか?

Elsevier user license(エルゼビアユーザーライセンス)の使用条件(英語)のセクションにダウンロード版があります。ライセンスの比較はOpen Access License(オープンアクセスライセンス)ページ (英語)にありますのでご参照ください。

CHORUSで原稿が入手可能になった場合、著者はどうやって知ることができますか?

現在、エルゼビアでは、米国エネルギー省とスミソニアン研究所から資金提供を受けている著者の原稿だけを掲載しています。他のパートナーの原稿は、2017年中に入手可能となります。

CHORUS経由で入手できるコンテンツは、ユーザーの地理的条件により影響を受けますか?(米国のユーザーだけがアクセス可能ですか?)

いいえ。CHORUSは査読済み論文の広範囲なアクセス、コンプライアンス、発見、保存を目的としています。居住国に関わらず自由にコンテンツにアクセスできます。

出版した論文だけでなく、研究データもオープンアクセスにするようにとの著者に対する要望が高まっています。CHORUSは研究データに対しても使用できますか?

CHORUSは機関向けサービスを拡充するために数々の新しいイニシアチブを試みています。正式な取り組みはまだありませんが、研究データの収載については現在検討中です。