校正と公開: 原稿の正確性を確保する
校正刷りを確認し、最終版を承認し、論文の進捗を追跡して、公開に向けた最後のステップを進めましょう。
校正と公開のプロセスを進める方法
原稿が採択されると、論文の校正刷りが送られてきます。校正は、内容が意図どおりに提示されていることを確認するための品質管理工程です。修正を速やかに返送することで、遅延を防ぎ、論文を予定どおり公開へ進められます。校正と公開の主な2つの領域を、関連リソースへのリンクとともに以下に示します。
論文の校正を行う
原稿が制作工程に入ると、専門的な組版が行われます。責任著者には、公開前に確認が必要な、論文を整形した版である校正刷りが送られます。
校正にかかる期間はジャーナルによって異なりますが、多くのジャーナルでは、最終採択を通知する受理通知書の受領後2週間以内に校正刷りが送られます。ジャーナルに採択後の追加コピーエディット工程がある場合や、追加情報の依頼への回答に時間が必要な場合は、この期間が延びることがあります。
校正刷りの提供方法はジャーナルによって異なりますが、現在は多くのジャーナルでElsevierのProof Centralが使われています。校正プロセスでは、整形後に意図どおり表示されていることを確認するため、書式の一貫性、図の品質、参考文献の正確性、特殊文字や数式を注意深く確認します。
多くのジャーナルでは、校正修正の提出期限が設定されており、通常は48時間から1週間程度です。この期限を守ることで、修正内容が反映され、論文を予定どおり公開できます。
採択済み論文を追跡する
校正の承認後、論文は最終公開に向かって進みます。ElsevierのArticle Trackingは、公開プロセス全体を通じて論文の進捗を確認するための、最も手軽で迅速な方法です。Article Trackingに登録すると、「My Tracked Articles」というパーソナライズされたホームページを作成でき、すべてのElsevier掲載論文の詳細な追跡情報へのリンクが表示されます。
ステータス更新に加えて、書誌情報(利用可能になり次第)を確認し、ScienceDirect上の公開済み論文へ直接アクセスし、Scopusで引用数を確認できます。
論文の校正刷りへのアクセス方法は、ジャーナルによって異なります。校正刷りを確認するには、以下が必要です。
ご自身がその論文の責任著者であること。
校正メールを受け取っていること。校正メールには、オンライン校正システムへのリンク、または論文の校正刷りの添付ファイルが含まれています。論文の組版が完了するとすぐに、校正メールが送信されます。
ジャーナルによって、論文の校正刷りにアクセスする方法は次の3通りがあります。
Proof Central経由。メールでProof Centralにアクセスするためのリンクが送られます。
NEPTUNE経由(LaTeX著者向けのWebベース校正環境)。著者は、追加機能付きの標準エディターのようにLaTeXソースを編集できます。
SkyLaTeX経由。メールでSkyLaTeXにアクセスするためのリンクが送られます。
メールで直接。論文のPDF校正刷りが、メール内のリンクまたは添付ファイルとして送られます。
通常、この段階では論文は公開準備が整っているため、校正刷りを提出した後に論文へ修正を加えることはできません。ただし、必ず修正しなければならない重大な誤りがある場合は、責任著者がJournal Article Publishing Support Centerを通じてElsevierに連絡し、修正を依頼できます。
期限に間に合わないと、修正が反映されないまま公開が進んだり、公開が遅れたりする可能性があります。期限を守れない場合は、延長の可否について相談するため、直ちにJournal Article Publishing Support Centerへ連絡してください。
オンラインで公開されると、論文にはDigital Object Identifier(DOI)が付与され、ジャーナルのウェブサイトからアクセスできるようになります。通常は、論文へのアクセス方法に関するリンクや情報が送られ、査読付きの科学・医学研究を集めた世界最大級のコレクションであるScienceDirectでも見つけられるようになります。
Elsevierのジャーナルに掲載された著者は、研究成果をさまざまな方法で共有できます。公開済みジャーナル論文の共有ポリシーは、購読型論文とオープンアクセス論文で異なり、その両方が論文共有ポリシーに記載されています。
まとめ
校正と公開は、研究の歩みにおける大きな節目です。校正刷りを丁寧に確認し、制作チームへ速やかに対応し、論文の進捗を追跡することで、研究成果を意図したとおりの形で提示できます。
公開プロセスのこの段階を終えると、次のステップに進む準備が整います: 論文を共有し、広く知らせる