研究データ

研究データを共有し、利用することで、科学研究のインパクト、妥当性、再現性、効率、透明性を高めることができます。

Open Data Report(オープンデータレポート): 研究者の視点から

エルゼビアとCWTSの新しい報告の中で、研究者コミュニティーにおいて研究データ公開の利点は認識されているものの、実際には、いつどのように共有するかについて未だ戸惑いがあることが明らかになりました。

Open Data Report(オープンデータレポート)の詳細はこちら(英語)


データを効果的にする

エルゼビアは、データを効果的にするには10のポイントがあり、これらはデータのライフサイクルを通じて、より良いデータ管理プロセスとシステム開発のロードマップとして機能することができると信じています。詳細は以下の通りです:

このピラミッドはより良いデータ管理プロセスの開発のロードマップとして機能することができます。(これはCreative Commons Attribution 4.0 International Licenseに基づいてライセンスされています。)

  1. Stored(保存)
    研究データニーズのピラミッドにおける最初のステップは、取得されたデータがは保存される必要がある、ということです。
  2. Preserved(保護)
    研究データを保存したのち、データが劣化しないようにフォーマットに依存しない方法で保護する必要があります。
  3. Accessible(アクセス可能)
    データが保存され、保護されても、自動的にアクセスできるわけではありません。研究者とコンピュータのいずれもが、例えばメタアナリシスまたはその他の再利用のためにデータへのアクセスを希望するかもしれません。
  4. Discoverable(発見可能)
    データが、保存、保護され、アクセスできても、データが発見されなければ、価値がありません。
  5. Citable(引用可能)
    データを再利用可能にするには、測定単位、データ収集方法、略語、パラメーターが明確である必要があります。データの出所は解釈に非常に重要です。
  6. Comprehensible (解釈可能)
    データを再利用可能にするには、測定単位、データ収集方法、略語、パラメーターが明確である必要があります。データの起源は解釈に不可欠です。
  7. Reviewed(査読済み)
    研究論文が査読済みであることは一般的ですが、研究データが査読されていることは非常に稀なことです。しかし、データの品質管理や信頼性確保においては非常に重要なステップです。
  8. Reproducible(再現性)
    サイエンスの世界で研究結果の再現性は重要な関心事です。研究データの一部の紛失が原因で再現性が得られないケース事がよくあります。例えば、生物医学の文献に報告されるリソース(例:抗体、モデル生物、ソフトウェアなど)について、再現または再利用するために十分な詳細情報が整っていないことがよくあります。
  9. Reusable(再利用可能)
    広範な研究コミュニティにとって、研究データを共有する主な利点は、データを再利用できることです。研究データに十分な信頼性と再現性がある場合にのみ、他の研究者はそのデータを再利用します。
  10. Integrated(統合)
    我々はこうした“非常に効率的な研究データ”に関する9つの点を統合することが重要だと信じています。例えば、データは再利用できるように保存・保護をすべきです。引用するためにはアクセスできる必要があります。しかし、データ再利用およびデータ引用システムの構築には、データの保存と共有のために現在実施されているシステムを考慮する必要があります。
    これらの9つのレイヤーと10番目の統合ステップは、完璧なパフォーマンスの処方箋ではなく、それによって研究データ管理方法を指示し、確認できるような指針となるように意図されています。

研究データコミュニティに対するエルゼビアの貢献

Force11

共同創立者
FAIR Data原則共同著者
データ引用原則の実施

ORCID

共同創立者

Pistoia Alliance

アクティブメンバー

ICSU

アクティブメンバー

Scholix

共同創立者

STM

Brussels open data declarationを支持

Research Data Alliance

アクティブメンバー

Mendeley Data Platform

モジュールベースのセキュアで安定性の高いクラウド上のプラットフォームを用いて、研究データのライフサイクル全体を管理することができます

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テキスト・データマイニング

すべてのエルゼビアのジャーナルと書籍はテキスト・データマイニング (TDM)をすることができます。どうやって業務を効率化できるかをご覧ください

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データ引用

エルゼビアのジャーナルは科学文献に一貫した明瞭な方法でデータを引用できるようにしています。

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