RIMSの購入または構築

研究情報管理システムの総所有コストを探る

研究情報のプロアクティブな管理は、ますます重要になると同時に、ますます複雑になっています。同様に、効果的かつ効率的な管理を支援するために設計された複雑なツールの数も増えています

このようなツールを検討する場合、第一に答えを出さなければならないのは、Elsevier の Pure のような商用製品を購入するべきか、利用可能なオープンアクセスシステムを使って独自に構築すべきかということです。

この疑問に答えるため、 Knowledge E(新しいタブ／ウィンドウで開く) のアナリストに依頼し、購入か構築かのコストを割り出しました。

購入か構築か：研究情報管理システムの総所有コストの検討

RIMS/CRIS システムについてお知りになりたい場合詳細ガイド：研究情報管理システムが必要な理由。をご覧ください

Knowledge E(新しいタブ／ウィンドウで開く) は、Elsevier とは無関係の組織で 20 年以上にわたり研究情報管理に携わってきた経験を持つ独立系コンサルティング会社です。

アナリストは、「購入か、構築か」について徹底的に調査しました。その結果はこの白書に掲載されています。

研究のハイライト

Pureを使用することで、DIYソリューションよりも総所有コスト（TCO）が大幅に削減されます：

Total cost of ownership (TCO)	Build (DIY)	Buy (Pure)
One-time costs
Small institution	variable*	2.5 FTE
Large institution	variable*	8.0 FTE
Annual operational costs (1 year)
Small institution	3.8 FTE	2.2 FTE
Large institution	32.7 FTE	24.6 FTE
Annual opportunity costs (1 year)
Small institution	2.7 FTE	0.0 FTE
Large institution	22.9 FTE	0.0 FTE
Total cost of ownership (TCO)
Small institution	6.5 FTE*	4.7 FTE
Large institution	55.6 FTE*	32.6 FTE

注: 小規模機関: 研究活動中のスタッフ数が 200 人以下。大規模機関: 研究活動中のスタッフ数が 3000 人以上。

* 社内のソフトウエア開発に関するデータは、あまりに多岐にわたるため含まれません。実際の TCO はさらに高くなります。RIMS TCO Calculator を使用して、カスタムローカル見積で比較します。

DIYとPureのソリューションを導入した大学の研究によると、参加者は以下の推奨事項に従うことで、PureのTCOを最大50%削減しました：

RIMSシステムを導入することで、多くのメリットを得ることができます。Pureのお客様の事例をいくつかご紹介します。

インドのマニパル高等教育アカデミー（MAHE）はPureを導入し、研究内容を世界中の視聴者に公開しました。インドで初めてPureを導入したMAHEは、独自の課題を予期していましたが、Pureがそのニーズを容易に満たすことを発見しました。

RTI Internationalは、DIYソリューションからPureに移行することで、安定性と信頼性の高いソリューションとカスタマイズの適切なバランスを実現しました。小規模で権限のある社内チームとPureのプロジェクトマネージャーとの連携により、スムーズかつ迅速な導入が実現しました。

モンテレイ大学（UDEM）が研究大学としての新たな方向性を追求したとき、小規模ながら急速に増加する研究成果（年間約40%増大）を管理するシステムが必要になりました。同大学はPureを選択し、Pureチームの献身的な導入サポートにより、スムーズな移行を行いました。